日本の美を しなやかに纏うClassic Seriesのご紹介
クラシックシリーズは、日本の伝統的な工芸品や衣服など日常を彩るものに用いられた色彩や、素材、質感などの「用の美」に着想を得て、そのしなやかさを表現したシリーズです。
古来よりまとわれてきた「絹」のような質感を表現
古くから日本では、軽くて丈夫な絹織物が暮らしの中に取り入れられてきました。
本作は、丸みを帯びたカーブダイヤルに、日本人の暮らしを彩ってきた絹のような質感の繊細な型打ち模様を施しました。
デイト表示付きの3針モデルのダイヤルは、高級感のある柔らかな絹織物の織目をイメージしており、オープンハート(心臓部のてんぷの動きが窓から見えるデザイン)のモデルは、ランダムに配置した放射状のパターンで生糸の質感を表現しています。
デイト表示付きの3針モデルのダイヤル
オープンハートのモデルのダイヤル
絹は様々な色に染めることができ、時代によって流行した色も異なりました。本作では「素色(しろいろ)」「仙斎茶(せんさいちゃ)」「洗柿(あらいがき)」「墨色(すみいろ)」の4色をダイヤルカラーに採用しました。
素色 ーShiroiroー
繊維そのものの色
仙斎茶 ーSensaichaー
江戸時代に流行した、深みのある緑褐色
洗柿 ーAragakiー
仙斎茶と同じ時代に流行した、淡い柿色
墨色 ーSumiiroー
僧侶の衣服にも使われていた灰色がかった黒色
Date Display
デイト表示付きの3針モデルのダイヤルは、高級感のある柔らかな絹織物の織目をイメージ
Semi-Skelton
ランダムに配置した放射上のパターンで生糸の質感を表現